■国公立・私立中学校受験を考えている君へ
すでに中学受験の勉強をはじめている、
そろそろはじめようかなぁって考えている君たちへの
アドバイスは次の3つ
計算力を高めよう。
計算力は基本中の基本。いくら早くてもミスが多くては意味がない。でもいくら正確でも時間がかかりすぎるのも考えもの。計算は「速さ」と「正確さ」が兼ね備わってはじめて使い物になることを肝に銘じてください。
パターンの丸暗記だけはケガのもと。
「つるかめ算は面積図で…」「和差算は線分図で…」と、本質を理解しない解き方はケガのもと。実際の試験では君の理解度を図るような問題が多く出題されます。正解を出すことだけにとらわれず、解き方の過程を常に意識してください。
脳みそに汗をかこう。
文章題にしろ図形問題にしろ、答えがすぐにがわかってしまう問題は無いと考えてください。まずは問題を理解し整理することからはじまります。表にまとめたり画を描いたり、時には適当な数字を当てはめてみたりなど。あれやこれやと試行錯誤し、考えを巡らせた量が本当の実力となっていきます。
■公立中学校への進学を考えている君へ
公立中学への進学を考えている君たちへの
アドバイスは次の3つ
算数がすでに苦手になっているなら…。
勉強の基本は学校の授業。しっかり授業を聞くことからはじめよう。そして宿題が出ていようが出ていまいが毎日算数の問題を解こう。もしいま学校での内容がわからなかったら、わかるところまでもどってもかまわない。できなかった問題をチェックしておいて、できるまで繰り返し何度もその問題を解くこと。
*「わかる」ことと「できる」ことは違うことに注意。
算数は大好き。もっと楽しい算数をどんどんしたい!
いわゆる受験算数的な「つるかめ算」「和差算」など、特殊算と言われる分野を学習することはあまりお勧めしません。算術的な分野は小学校のテキストレベルでいったん終了し、飛び級的に数学への第一歩を踏み出すことをご提案します。実際理数舎では、小学校終了時に中学内容の数学を修了しているような生徒もいます。
小学生の間に身に付けておきたいこと。
どの単元もしっかり習得しておくことはもちろんですが、特に割合、比の分野は重要です。
よく中学数学で重要な分野にあたる方程式を利用した文章題が解けない生徒の大半は、ここが習得できていないのです。「わかったつもり」「これくらいでいいだろう」という考え方が先の数学の学習の足を引っ張るのです。小学生の間に楽しく算数に取り組み。各単元をしっかりと習得しておいてください。